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3つのポイントで日本の民謡らしく歌える

第1回・・・飯田式で歌う



西邑裕子(TOSS中学新潟いなほの会)

日本の民謡を歌う。ポイントを3つに絞ると、民謡らしくなる。3つのポイントのうち一つだけ検定する。
1回目は、飯田清美氏の「メロディを覚える」パーツの修正追試。

指示1 これから歌う曲を流します。知っていても絶対に歌っちゃだめだからね。

「ソーラン節」のCDを流す。

「え〜〜〜」「やだ〜」の声、しかめ面、など「こんなの歌うの?」という反応が見られる。

発問1 聞いたことがあった人?

TVドラマ「3年B組金八先生」でも「よさこいソーラン」が使われたため、ほとんどの生徒が知っている。

発問2 もしかして曲名も知っている人?

いれば答えてもらう。

指示2 「中学音楽1」の教科書を出します。

音楽の教科書は、1年生でも2冊ある。教科書の表紙を見せながら指示する。

指示3 ○○ページ(これも見せながら)。開いた人は「開きました」。

「開きました」

指示4 もう一度、教科書を見ながら聞きます。でも、絶対歌っちゃだめだからね。

指示5 もう歌えるという人は、小さい声で歌ってもいいです。教科書とCDでは歌詞が違いますが、教科書の歌詞で歌います。

指示6 全員で歌います。自信のある人は大きな声で歌います。

飯田論文は、指示5のあと指示7だが、そうすると1回も歌わずに立って大きな声で歌うことになる生徒が出る。

全員が一度は、座って声を出す場面が欲しかったので、指示6を追加した。

指示7 全員起立。立って歌うと声がさっきより出ます。間違えてもいいから、教室に響く声で歌いましょう。

指示7の3文目は、飯田論文では「どんなに間違えてもいいから、教室に響く声で歌いなさい。」となっている。

指示を短くするために「どんなに」をカットした。

「〜しなさい」は、私が使うときつい言い方になるので、「しましょう。」とした。

追試論文

  飯田清美 著「続 向山型で音楽授業」(p.50〜52)

  *原実践は、河原木孝浩 2001年法則化音楽セミナーin徳島 提出論文(西邑は参加していないため見ていない)



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